コーヒー1杯分で1日が楽になるなら、偏頭痛用のイミグランは安い(30代男性)

私は、いつの頃からか頭痛に悩まされるようになりました。

ただ、自分の頭痛が偏頭痛であると知ったのは3年ほど前のことです。

いつもの頭痛とは異なる偏頭痛

わりと普段から頭痛持ちで、疲れたり長時間運転したりすると頭が痛くなることがありました。

その場合は、エキセドリンやバファリンなどの市販薬を飲んで寝れば、大抵は良くなっていましたし、今でもその種の頭痛もあります。

ただ、時々、右か左のどちらかの目の奥が痛くなり、目が痛くなった側のこめかみや後頭部も「もやっ」と痛くなり、さらに進むと吐き気がしてくるような頭痛を経験するようになりました。

こうなると市販薬で痛みが完全になくなることはなく、多少痛みが軽くなって仕事は何とかできるものの、時間が経って薬の効果が薄れてくると、また痛みが強まります。

この症状が始まると、たいてい3日間くらいはその痛みに悩まされ、時間帯によって多少痛みが軽くなることはあるものの、普段の頭痛のように一晩寝たり市販薬を飲んで治ることはありません。

30代半ばぐらいから、本当にひどい時は仕事に支障がでるような頭痛となり、デスクワークの仕事でしたが、なかなか集中できなくなりました。

頭痛が出るのはたいてい一ヶ月に一度くらいですが、発症すると3日くらい続きます。

仕事を早退したり、休むようにまでなってしまった自分を見て、友人が自宅近くの頭痛外来を紹介してくれました。

頭痛外来でもらったイミグランの効果

そのクリニックのホームページには頭痛の症状に関するアンケートが掲載されていたので、自分で質問を書き出し、さらに自分の症状も横に書き加えて実際に診断を受けました。

アンケートの用紙を先生に渡したところ、診断がより確実になると喜んでいただき、また、それを見て、まず間違いなく偏頭痛であると思うと診断されました。

ただ、先生曰く、「偏頭痛というのは偏頭痛用の薬(=トリプタン製剤)が効いて初めて偏頭痛なんです」と。

ご自分でも「変な説明ですみません」と笑っておられましたが、つまり、痛み方や症状を聞いただけで偏頭痛だと簡単には診断できないということを説明してくださいました。

そして、鎮痛剤と偏頭痛の薬はまったくメカニズムが異なっていて、わたしが記憶している限りでは「鎮痛剤は体内の炎症部分を緩和させるものだから、頭痛にも効くし、ほかの痛みにも効くものですが、偏頭痛の薬のトリプタン製剤は脳の血管の膨張を抑えるものだから、この薬を飲んでも普通の頭痛やその他の痛みは解消しない」ということでした。

「だから、トリプタン製剤を飲んで頭痛がなくなればそれは偏頭痛、と言えるんです」という説明でとてもわかりやすいものでした。

その頭痛外来に行った時、まさに偏頭痛が出ていたので、まずは少しだけその「トリプタン製剤」を出してもらい、さっそくその場で服用。

すると40分ぐらいしてだんだんと痛みが和らぎ、気が付けば痛みがすっかりなくなっていました。

わたしが服用しているのは、トリプタン製剤の一つ、イミグランという種類の薬で、偏頭痛が出始めたときに一錠服用します。

ときおり、一度痛みがすっかりなくなっても次の日にまだ痛みが出るときがありますが、またイミグランを服用すればすぐに痛みは治まります。長くても2日で頭痛は終わりです。

イミグランの副作用としては、肌が水分と熱に対し妙に敏感になり、普段ではなんともない温度のシャワーが熱く感じますが、薬の効果が体内から抜けていくにつれ副作用もおさまります。

残念ながら一錠あたり250円くらいと薬の単価が高いのが難ですが、コーヒー1杯分の値段で一日が楽になると考えれば安いものです。

特に偏頭痛で有給休暇を使うとか、大切な用事が台無しになることを考えれば本当に安いものだと思います。